個人年金保険を解約したい人、ちょっと待った！まずは減額や払い済み保険を検討してみましょう

個人年金を契約したものの、長期の契約になることが多いので支払期間中に、

毎月の保険料支払いが厳しいから解約したい。

なんてことも起こるかもしれません。

しかし途中で解約すると、元本割れや将来への貯蓄がなくなるなどのリスクが考えられます。

そこで、ここでは解約に踏み切る前に検討いただきたい方法をご紹介します。

減額する

減額とは

保険会社が定めた範囲で保障額を減少させその分の保険料を安くする方法。減額した分の保険金は解約とみなされ、解約返戻金がある場合は減額分相応の解約返戻金を受け取ることができ、以後の保険料も減額されます。

メリット

契約時の利率を確保しながら積立を継続できることが大きなメリットです。個人年金含む保険の利率は改悪されどんどん下がっているため、少しでも高い利率の契約は残しておきたいところです。

払済保険にする

払済保険とは

今までの保険料の解約返戻金で残りの保険期間分の保険料を払い込んだことにし、以後の保険料を払わずに済ませる方法。その分将来の受取金額は減るが、保険料の支払いなく契約を継続できます。

メリット

以後の保険料の支払いがなくなることが大きなメリットです。また、将来の受取金額は減るものの、それまでに貯めた分は契約時の利率を確保し続けられます。

まとめ

保険料の支払いが厳しいときなど解約が真っ先に浮かぶかと思いますが、上記の方法も検討してはいかがでしょうか。